アフィリエイトが事業所得に該当する場合
事業所得とは、農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業その他の事業を営んでいる人のその事業から生ずる所得をいいます。
これだけでは、アフィリエイトを行っていて、どういった場合が事業所得になるかがわかりません。
裁判では、事業所得かどうかを判定するのに、下記の表現が用いられます。
自己の計算と危険において独立して営まれ、営利性、有償性を有し、かつ反覆継続して遂行する意志と社会的地位とが客観的に認められる業務から生ずる所得をいう。
簡単に言いかえると、
・リスクを負っている。
・営利目的である。
・反復継続している。または続けるという意思がある。
上記だけであれば、結構、該当する人は多いと思います。
ただし、客観的に見て事業といえるほどの収入が必要です。
例えばアフィリエイトだけで食べているのであれば、それは、ほぼ確実に事業所得です。
サラリーマンの場合は、給与と同等かそれ以上にアフィリエイトによる収入がなければ、事業所得となるか微妙です。
事業所得か雑所得かは、微妙な判断を要しますので、税務署や税理士に相談してみてください。
税務署は、無料で相談にのってくれます。
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